父の命令とはいえ、多くの人を騙し、明月神功の秘笈を偸み、また自分にも薬をすり替えてを飲ませていた紫嫣を、小魚はどうしても許せません。 「もう会うことはないでしょう」と言い残し、紫嫣は小魚のもとを去ります。 皆の前では強がってみせる小魚ですが…

黒覆面の男が誰なのか、なぜ小魚や無忌を殺さなかったのか、なぜ常春を殺そうとしたのか、小魚と無忌の疑問は深まるばかりです。小魚は黒覆面の男が今回の陰謀の鍵であると考えています。 そんなとき、常春は鶴雲天と紫嫣が言い争っているところを見たことを…

小魚たちの計略にかかり、雲瀧客棧に閉じ込められてしまった小江ら天門の者たち。宿は鉄板でおおわれ、床下には爆薬がしかけられています。 鶴雲天らは宿に火をつけ、天門の者たちに投降するよう要求します。 絶体絶命のところで、小江が抜け道を発見し、天…

常春は小魚が薬を飲んでもさっぱり具合がよくならないので不思議で仕方ありません。また、ふとしたことから、小藍と口ケンカになってしまい、二人は険悪ムードに。小藍はどんなに親しくなっても、常春の心の中には常に明月宮主がいることが悲しいのです。 ヤ…

鶴雲天のいる宿のまわりには、天門の見張りが目を光らせています。 天門の見張りを誘い出した小魚が、突然黒覆面の男に襲われます。 魚老大の加勢でなんとかきりぬけますが、小魚は傷を負ってしまいます。傷はたいしたことはありませんでしたが、刀に毒がぬ…

つかまった雪雨を助けに、小江が小魚たちがいる宿へやってきます。 雪雨を連れて行こうとする小江に、小魚は「天門を離れろ」と言います。「お前が天門にいる限り俺たちは必ず敵対する日がくる」と。二人は決裂し、雪雨を連れていく小江を小魚は黙って見送り…

催眠術にかかっている小魚は、相変わらず牢に閉じ込められています。紫嫣を騙して鍵をとり、逃げようとしますが、杜巧巧に見つかり、また閉じ込められます。 ある日、杜巧巧は小魚が逃げたと言い、常春が探しに行ったすきに小藍を襲います。 ところが、そこ…

第一話で、岳龍軒は無忌が剣の練習しているところを見に行って、それを小江がこっそり後をつけています。 このとき岳龍軒が笑うんだよね。ついに見つけたぞ、ってカンジがするよね。もし、無忌が風無缺の子なら、ここで殺してるでしょ？で、岳龍軒が来た翌日…

無忌と対決した霜霜は、無忌を追いつめます。剣を胸につきつけられた無忌は悲しそうに微笑みます。しかし、霜霜は無忌を殺すことができません。 自責の念にかられ、瘴気で死のうと考えた霜霜は、邪悪林へ入っていきます。 自らの命の危険もいとわず瘴気の中…

小江と雪雨が休んでいると、突然助けを呼ぶ声が聞こえてきます。 ふたりが声のする家に行ってみると、妊婦が苦しんでいます。どうやら早産のようです。 小江は妊婦を雪雨に任せ、お湯を沸かしに行きます。 赤ん坊は逆子で難産でしたが、なんとか無事生まれま…

仇討以外に活きる気力を失っている霜霜に、小魚は「毎月一日と十五日に無忌と手合せをする。もし一年以内に無忌を殺せなかったら仇討はあきらめる」という協定を結ぼうといいます。無忌に武功が及ばない霜霜は誰から学んでも良く、現在、仲間の中で一番武功…

テキトーなあらすじを書いていますが、なかなか楽しいです。 既に１回全編通してみているので、話の流れはわかっているのですが、やっぱり細かいところまでは気づいていないことが結構あって、今回改めて気づくことも多いです。 そして、あらすじを書くため…

邪悪林の瘴気はあと十日ほどすると弱まります。そうすると明月宮主を狙う武林の者たちが入って来るので、それまでに小魚たちはそれを防ぐ手段を考えなくてはなりません。 小魚たちは崋山の鶴雲天に知らせるため、伝書鳩を使うことにします。 明月宮主を狙う…

易僂には明月宮主である小藍の命を狙う武林の者たちが集まってきています。 そこで朱女主人は一計を案じ、小藍を売りに出す大会を開くことにします。会が開かれるまでの数日間は小藍は安全なので、その間に小魚たちが彼女を安全な場所に連れて逃げるという計…

湖のほとりで休んでいた無忌を突然三人の男たちが襲ってきます。男たちの仲間割れもあって無忌はなんとか切り抜けます。 その夜小魚と出かけた無忌は、再び大勢の男たちに襲われます。無忌は一網打尽にしますが、いったい誰がなぜ自分を殺そうとするのかわか…

常春は、記憶を失った明月宮主＝小藍を治すために、鍼を打とうとしますが拒否されてしまいます。 一方、小魚は常春に瘴気の毒消しを作ってもらい、邪悪林へと向かいます。邪悪林の中には瘴気がたちこめているので、毒消しなしでは入れないのです。 邪悪林に…

小魚、無忌、常春、紫嫣、東維の五人は、明月宮主を探しながら、崋山に向かうことにします。 途中、無忌を父の仇と狙う霜霜が襲ってきます。 霜霜にわざと討たれようとする無忌を、小魚は「霜霜は今、無忌を仇として討つことだけが生きる力となっている。も…

小魚は、宇文普が大会に集まった武林の者たちを爆薬で一網打尽にしようという陰謀を企てていること、そして彼が天門の舵主であるということを暴露します。 危機に陥った宇文普は霜霜を連れて脱出し、他の者たちを会場に閉じ込めてしまいます。会場の下には爆…

小魚は厨房の米袋にあった火薬が天門のものであること、焼死した死体は樵ではなく工匠（職人）であること、そして、不二荘で何らかの大きな陰謀が企てられていることに気づきます。 賭坊大会が始まりますが、小魚は決定的な証拠をつかむために天門の爆弾の中…

小魚と無忌は魚老大とともに賭坊連盟大会のある不二荘にのりこみ、不二荘の陰謀について調べ始めます。 荘主の宇文普は馬総監に、小魚と無忌を見張り、万が一のときは二人を殺すようにと命令します。 一方、明月宮主の内傷を回復させるために、常春は金銀冠…

不二荘を追い出された小魚と無忌は、とりあえず明月宮主たちが泊まっている寺に泊まることにします。そこで魚老大の到着を待って、不二荘で行われる賭坊連盟大会に一緒に行く計画です。 寺には 紫嫣がいて、文句をいいながらも小魚たちの部屋の準備をします…

明月宮主は泊まっていた客棧（宿）に戻ると、連れてきていた四人の弟子たちが天門の者達に殺されたことを知ります。生き残っている二人を探すため、彼女は街で弟子たちを召集する合図「落花粉飛」をおこします。 小魚と街に来ていた紫嫣がそれを見つけ、宮主…

怪我をした紫嫣を部屋にかくまっていた小魚ですが、ついに霜霜にみつかってしまいます。小魚は霜霜を拝み倒してなんとか内密にしてもらいます。 紫嫣に部屋をとられた小魚が無忌の部屋に転がり込んだため、無忌は眠れなくなります。眠れなくなった二人は無理…

賭盟大会参加の催促に洪興賭坊へ行くことになった小魚・無忌・小江の三人。そこへ密かに小魚に好意を持つ不二荘の娘、霜霜（宇文霜）が加わります。四人は骰子の賭けに勝ち、荘主の大会参加を取り付けます。 その帰り道、段天寶がさしむけた五悪人が四人を襲…

亡くなった燕昊天に瓜二つの男が現れたという話をきいた明月宮主は、街の客棧に泊まってその男を探していました。ある日その男が通りがかると、明月宮主はその後を追います。さらに、明月宮主にあこがれる常春が、彼女の後を追います。 ところがその男という…

三か月前、不二荘の禁地で火災が発生し、それから首のない幽霊や鬼火が出るという話をきいた小魚と無忌はその場所へ向かいます。そこには宇文氏宗祠があり、二人は中に入ります。するとなぜかくしゃみが止まらなくなる小魚。下から何か聞こえるようだと二人…

「絕世雙驕」のネタバレについて少しだけ書きましたが、「絕代雙驕」もWiki（中文）にしっかり結末が書かれていました(笑)（もちろん百度にも・・・） それを読むと、林志穎＆蘇有朋版「絕代雙驕」の結末は、原作とほぼ同じみたいです。 「絕代雙驕」のWiki…

不二荘へ弟子として入門するために向かう無忌に、すっかり意気投合し兄弟となった(笑)小魚は父の反対を押し切ってついていきます。酔いつぶれたふりをして小魚を送り出す魚老大（涙）。 二人は不二荘へ着いたものの、入門試験を受験するには推薦状が必要と知…

両親を殺された無忌。その父が持っていた玉珮が小魚のものだったために、無忌は小魚を両親の仇だと思って殺そうとします。全く身に覚えのない小魚は、無忌に犯人捜しをするから時間をくれと頼み、３か月のうちに犯人を見つけると約束をします。 現場で見つけ…

画像はこちらからお借りしました(^^) 絶代雙驕のオマージュというか、パロディというか・・・（笑） 絶代雙驕が好評だったから、続編を作ろうってことになったのか？（笑） 絶代雙驕から二十年後の江飛魚（≒江小魚）と風無缺（≒花無缺）の子供たちの時代の物…