つかまった雪雨を助けに、小江が小魚たちがいる宿へやってきます。
雪雨を連れて行こうとする小江に、小魚は「天門を離れろ」と言います。「お前が天門にいる限り俺たちは必ず敵対する日がくる」と。二人は決裂し、雪雨を連れていく小江を小魚は黙って見送ります。
天門令を取り戻しに行こうとする雪雨を小江は「命にかえても連れ戻す」と言い「一緒に帰ろう」と手を差し伸べます。
そこに天門三峰が現れます。
門主が雪雨に天門令を預けたことは重要機密なのに、江湖に広まっていることに小江は疑問を抱きます。
鶴雲天の武功は三峰より上であるため、作戦を考えようと小江が言います。
そして、あせる雪雨に「天門令は俺が必ず取り返す」と約束します。
一方、小魚たちは天門令を守るために警戒を強めます。
無忌と霜霜は酒蔵を守ることになります。
そこで話しているうちに、二人の間の溝が少しづつ埋まっていきます。霜霜も崋山での三か月の間に精神的に随分成長していたのです。
ある日、無忌と霜霜は馬を連れて街の外へ出かけます。そこで、馬が突然暴れだし、霜霜が引きずられます。無忌が必死に追いつき霜霜を助けます。馬の蹄鉄が痛んでいたのが原因でした。
霜霜は無忌に新しい蹄鉄を贈ろうとします。
そんな中、小魚たちの宿に黒覆面の男が現れます。
そして天門に、鶴雲天の天門令が誰かに盗まれたという情報がもたらされます。
今回は見どころ満載ですね~(^^) 小江だけでなく、無忌も小魚も。
雪雨を連れて行こうとする小江と、それを見つけた小魚との会話。
小江「天門令を手に入れたのに、どうして彼女を拘束しておくんだ」
小魚「彼女は他でもない、岳龍軒の娘だからさ。
もし、岳龍軒に何かあったら、彼女が次の門主になるだろ」
小江「それは彼女が望む道じゃない」
小魚「だが、彼女が行く道かもしれない」
小魚「俺はお前がどうして天門に入ったのか知らない。
知ろうとも思わない。
でも、これだけは言っておきたい」
小魚「天門を離れろ」
小江「じゃあ、お前はなぜ崋山を離れない?」
小魚「俺が岳龍軒と手を携えることはない。
天門もこの世にはいらない」
小魚「もしお前が天門に残るとしたら、いつか必ず俺たちは敵対する日がくる」
小江「無駄な話をしたようだな」
小魚「俺もこんな話はしたくなかった」
小江「俺とお前の話は推論じゃないさ。
この世の宿命さ。
ここから立ち去れ」
小魚「わかった。これからはそれぞれの道を行こう」
小江「そうしよう。以前は情けをかけたが、今日からはやめよう」
小魚たちのところから、逃げた後の小江と雪雨の会話。
雪雨「天門令を取り返さなくては」
小江「鶴雲天と戦う気か」
雪雨「天門令を取り返さなくては、父さんの命令が果たせない」
小江「今お前が行ったら、命はないぞ」
雪雨「あなたには止められない」
小江「誰が止められないって?
お前の命は俺の命と引き換えにしてでも連れて帰る」
雪雨「どうして命を捨ててまで私を救おうとするの」
小江「・・・理由なんかない・・・君は門主の娘だから」
小江「まだここは鶴雲天の近くだ。
はやく離れなければ追いつかれてしまう」
手をさしのべる小江
小江「一緒に帰ろう」
おずおずと手を差し出す雪雨。その手をとり、微笑む小江♡(^^)
そのとき無粋な(笑)三峰が現れます!
小江&雪雨「邪魔すんなよ!」・・・とは言っていません(笑)
朝日を見ている小江。
そこに雪雨がやってきます。
雪雨「あなた、この時間になると必ずここにいるわね」
小江「なんで知ってるんだ」
雪雨「とっくに知ってたわ。いつもここで日の出を見ているって」
雪雨「きれいね」
雪雨を見る小江。
雪雨「どうしたの?」
小江「なんでもない。きみが日の出を見に来るなんて思わなかった。」
雪雨「どうして思わなかったの?
こんなにきれいな景色、誰だって見たらうれしいわ」
小江「日の出は以前と同じだけれど、きみはかわった」
雪雨「何がかわったの?私は以前と同じよ」
小江「以前のきみはこんなふうに純粋に笑わなかった」
雪雨「人は江湖にいれば、自然と老成していく。
天門にいれば特に老成していく。
純粋、私には似合わない」
小江「でも、俺にはわかった。君は純粋なのも似合う」
微笑みあう二人。
今回はスクショも翻訳もやりだしたらきりがないカンジなので、とりあえずこのへんでおしまいにしておきます。
あー、それにしても、雪雨、いーな、いーな(^^)
今回も雪雨になりた~い(^^)