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【ネタバレ注意!】中華武侠モノのテレビドラマのあらすじ・感想・覚書など

霊魂、魂魄、三魂六魄

古剣奇譚を見ていると、霊魂や魂魄などについてどうしても考えてしまいます。

普段から道観に行ったり、道教の祭事があったり、中国古代神話の物語を見たり聴いたり読んだりしている中国人と違って、フツーの日本人にはなかなか馴染みのないものだと思います。

細かいことは気にせず、単純に物語を楽しめばいいと思うのですが、知らないと「なぜ急にこんな展開が!」とか思うこともしばしばありますので、専門知識はなくても、だいたいこういうことなのね~と知っていた方が物語がより深く理解できるのではないかと思って調べてみました。

 

日本ではあまり一般的ではないけれど、中国やインドでは輪廻転生の物語は多いようです。インドネシアマハーバーラタにも、神様の魂が誰かに入魂したりという話がよく出てきます。

古剣奇譚2の谢衣は司幽の生まれ変わりですし、確か、古剣奇譚1の欧陽少恭は太子長琴の生まれ変わりですよね。

・・・と理解していたんだけど、どうも太子長琴の魂はバラバラになって、いろんな人に入魂しているみたい・・・これも生まれ変わりと言っていいのかな?
百里屠蘇と欧陽少恭には太子長琴の魂が半分づつ入魂しているようです。

太子長琴で検索するとこんな記事が。

こういう話は難しいので、日本語の詳しい記事があるとありがたいです(^^)

百度もはっておきましょう。

baike.baidu.com

 

 

さて、ここからが今日の本題(本日のお勉強)。

主に中国の道教的思想に基づく考え方です。
古剣奇譚もこの道教的思想に基づいた物語だと思います。

 

人間の体を作っている目に見えないものには、というものがあるようです。  参考:霊魂 - Wikipedia  魂魄 - Wikipedia 

 

:神精 人の体の中にある神、内なる神・・・とでもいえばいいのでしょうか。

:精神を司る精気

:肉体を司る精気

 

簡単にまとめるとこんな感じでしょうか?

 

そのうちの魂魄は、三魂七魄、つまり魂が3つ、魄が7つあるとされています。

 

 

三魂:天魂(死後、天に向かう)、地魂(死後、地に向かう)、人魂(死後、墓場に残る)

または、「胎光・爽霊・幽精」「主魂、覺魂、生魂」「元神、陽神、陰神」「天魂、識魂、人魂」

 

七魄:喜び、怒り、哀しみ、懼れ、愛、惡しみ、欲望

または、尸狗、伏矢、雀阴(陰)、容贼(吝賊)、非毒、除秽(陰穢)、臭肺

 

三魂については、百度にある「胎光・爽霊・幽精」が道教の考え方ですし、私的にもしっくりくる気がします。 参考:三魂七魄_百度百科

 

 

胎光:清らかな陽の気、穢れのない気、命の源、母から授かったもの

爽霊:爽やかな陰の気、創造するための気、智慧や能力の源、父から授かったもの

幽精:その他の陰の気、災いや衰えの気、欲望や情欲の源、活力や本質を損なわせるもの

 

私なりにテキトーに訳すとこんなカンジでしょうか。

 

こうして調べてみると、霊魂から、その人の出生などがわかるというのもうなづけますね。

 

七魄は肉体を司るものだから、喜び、怒り、哀しみ、懼れ、愛、惡しみ、欲望、でいいんじゃないかな。

 

魂魄については、沖縄の話でよくあるマブイに似ている気がします。マブイはいくつかあるらしいし、1つぐらい落としてもすぐには死なないらしいので七魄に近いのかも。

 

こういうのは夷则にきいたらわかりそうだな・・・(^_^;)

清和真人とか紫胤真人にきいたら、詳しく教えてくれそうですね。

f:id:Mitsuki_z:20180914120036j:plain

 

【追記】この記事を書き終えてから、こんなのを見つけてしまいました・・・(^_^;)
これ読んでもっと学習しなさい、という紫胤真人からのご教示でしょうか?(^^)

クリックすると古剣奇譚の三魂七魄にとびます。