神雕侠侶 〜天翔ける愛〜 のこと ②
「神雕侠侶 〜天翔ける愛〜」見終わりました。
いやあ、もうこれはほとんど同人誌的感覚のドラマですね(笑)
金庸、特に「神雕侠侶」のファンが同人的ドラマを作りました、ってか。
テーマは「師弟愛」(笑)
そう思って見れば、結構楽しく見れる気がします。
ただ、これをプロがやって全世界に配信するのはどうなんだろうなぁ・・・という気もしますが。
私はもう笑って見ていたけど、コアなファンは怒るかも。
とくに小龍女ファンは・・・ねぇ。
とにかくサイドストーリー的にはさまれる回想シーン、キャラクターたちのラブロマンスや愛憎劇はほとんどがありえね~内容ですね。
このサイドストーリー的回想シーンがあるために、興が削がれるというか、またかよ~って気分にさせられてしまいます。
これさえなければ、ほぼ原作どおりなんですが・・・。
ネタとして楽しむしかないですね(笑)
そもそもあの時代、男女の結婚はほとんど親が決めていたんじゃないのかなぁ。
武林でも、名のある家柄や武門の男女は、親とか師匠とかが決めていたんじゃないかと思うのだけど。どうなんでしょ。
洪七公、王重陽は①に書いたので省略。
黄薬師は馮蘅(黄蓉の母親)をとても愛していたはずなので、梅超風ってのはないと思う。馮蘅とのロマンスならまだよかったのにねえ。
公孫止と裘千尺の話もありえねー、でしょ。
この二人は最初から愛なんてなかったと思う。
どっちもウラでそこそこヤバいことしてた連中だから、仲間同士で結束を固めるための政略結婚ってカンジじゃないのかな。
はっきりいってこの二人のことなんか掘り下げる必要ないですね。
独孤求敗もあれだけの人が、間諜やハニトラに気づかないワケないじゃん、って思う。
安っぽいメロドラマ作るんじゃねーよ、ってカンジ。
于正作品って、ハニトラ、愛憎劇、好きですよね・・・(笑)
周伯通と瑛姑、段智興については話が微妙にちがっているようだし。
歐陽鋒が欧陽克の実の父親で、欧陽克は義理の姉との隠し子だって話は確かにあったと思うけど、あんな昼メロみたいな話はあわない気がするな。
それにしても、最後の最後に金輪法王に全部もっていかれましたね(笑)
途中から、え、まさか、まさか、金輪法王✕郭襄?・・・と思っていたら・・・
うわ、キターーーーーー!(笑)
でも、このドラマのテーマ「師弟愛」←ちがうって(笑)は、この二人の話が一番おもしろかったな(笑)
もちろんこれも、ありえねー、なんだけど、ここまでくると笑っちゃうというか、同人的ネタとしてはこれが一番ウケました(笑)
炎の中で合掌して微笑む金輪法王をを見て「愛というものを知って、悔い改めたのね」とか思ってしまいました(笑) 蒙古軍としてそれでいいのか・・・とも思うケド。
本来ならクライマックスのハラハラドキドキ、シリアスの場面でこれやってよかったのかね?(笑)
このドラマでは歐陽鋒も金輪法王もなんだかかわいくなっちゃいましたね(笑)
以下はドラマというよりは、原作の「神雕侠侶」についての感想・・・かな。
「神雕侠侶」って、表向きは「楊過と小龍女のラブストーリー」ですが、それを通して人を愛するとはどういうことか、を伝えているのだと思います。
また、人を信じることや過去を悔い改めることの大切さや難しさ、復讐などに執着することの空しさや愚かさ・・・なども伝えているように私は思います。
楊過の対極が李莫愁なんでしょうね。
それにしても、郭靖、やっぱりホントにいいヤツだなぁ。
黄蓉は何度も楊過を疑うんだけど、郭靖は少しも疑わない。
「射鵰英雄伝」でも「郭靖は嘘つかない」って言われていたけど、嘘はつかない、人を疑わない・・・先住民族のような純朴さを持っていますね。
黄蓉はある意味普通なんだよね。
よほど信頼していなければ、普通はあのくらい人を疑うでしょう。
そういう郭靖だったからこそ、親の仇だと思っても、楊過は郭靖を殺すことができなかった。
楊過のことを少しも疑わず、心から暖かく接してくれた郭靖がいたからこそ、楊過は父・楊康の過ちに気づいて改めることができたし、復讐の空しさを知り、許すことの大切さを知り、報仇をやめ、片腕を切り落とされた恨みさえも許せるほど成長したのでしょう。
郭靖は金庸の小説の中でも、とても好きなキャラクターなんだけど、このドラマや95年版の「神雕侠侶」を見て、あらためて郭靖が好きになりました(^^)
そして、私の脳内変換では、大人になった郭靖=鄭国林の郭靖になってしまいました(笑)
中盤の襄陽の戦いの郭靖のカッコイイこと!
そして、やさしいこと!
やっぱり郭靖いいなぁ、と思った「神雕侠侶」の感想でした(笑)
神雕侠侶 〜天翔ける愛〜 のこと ①
オープニングの「于正作品」ってのを見ると「笑傲江湖」の前例があって、どうも見る気が起きず(笑)ず~っと見ていなかったのだけど、鄭国林の郭靖が見たくなってアマプラで見はじめてしまいました。
カッコイイ小江がおっさんの靖哥哥になっちゃった~(笑)とか言いながら見ています。
鄭国林の郭靖、なかなかいいカンジです(^^)
純朴で人のいい郭靖、とても似合っています。
でも、95年版「神雕侠侶」ではもう少し大人になっていたんだけど・・・こっちの郭靖大丈夫か?いったい今いくつだ?とも思ってしまう(笑)。
でも、わかっていてやってる、というカンジもします。
以下、現時点でのざっくりとした感想(・・・かな?)
于正作品なので、キャスティングは無駄に人気俳優美男美女をとりそろえています。
呉磊くんのやんちゃな楊過、メチャクチャかわいい\(^o^)/
あまり期待していなかったんだけど、ずる賢いやんちゃっぷりがすごく上手くて、見ていてとても楽しかった。確かに楊過の子供時代ってこんなカンジかも。
小さいときからひとりで生きているので、ずる賢くて困ったちゃんなところも多いんだけど、心根はいい奴なんだよね。
陳暁の楊過も悪くない。
まだ若いときの部分しか見ていないけど、やんちゃなまま大きくなって、それでもちょっぴり大人になって、強くなって、小龍女を愛するようになって成長して・・・というのが感じられる。
そして、うわさの小龍女・・・
うわぁ、これがうわさの小龍包かぁ・・・(笑)
確かにこれはミスキャストだわ。
どうした于正!(笑)
陳妍希が下手とかじゃないんだよね。
かわいいけど、全然小龍女のイメージじゃないんだよねえ・・・。
(「笑傲江湖」の岳霊珊みたいな役なら似合いそうだけど)
原作を知らない人はともかく、知っている人は、これは怒るわな(笑)
健康的で笑顔がまぶしい小龍女なんだもん(笑)
特に95年版の李若彤の小龍女を見ちゃうとねえ・・・
美しくてイメージピッタリですごくカッコ良かったし、感情を抑えたクールな演技も上手かったのよ。
95年版 李若彤の小龍女
そういえば、陳暁と陳妍希って結婚したんだよね。
もしかしてこのドラマがご縁だったのかな。
もしかしてそれ以前におつきあいとかしてるのがあって、ペアで起用されたとか?
(古剣奇譚弐の例もあるので・・・)
どうなんでしょうね?
于正作品なので、無駄にラブロマンスやら愛憎劇やらがあるのは覚悟の上。
最初の延々と李莫愁はとばしました(笑)。
趙志敬あたりもやりすぎでしょう。 この人どうでもいいし
王重陽とかも95年版だとサラッと語って終わりなんだけど・・・俳優さんを出して絵を撮りたかったのかな、というカンジ(笑)
キャスト見ていると馮蘅(黄蓉の母親)とかあるんで、これからもあるんでしょうな。
自分とこの俳優使いたかったのかもね・・・(笑)
アクションシーンも結構多くて楽しいんですが、やっぱりアクションでVFX多用するとゲームキャラみたいになってしまいますね。
ファンタジー系ならまあ許せるのですが、武侠モノはやっぱり人がやっていることを感じられるほうがいい気がします。
そんなこんなで色々つっこみながら見ていますが「笑傲江湖」みたく「うわぁ、これはもうだめ」っていうカンジじゃないし、無駄な愛憎劇以外はほぼ原作どおりに進んでいるので結構楽しんで見ています。
監督が李慧珠という香港の方なので、ひどい脱線してないのかも。
脚本は于正だけど・・・(さすがに「笑傲江湖」で懲りたのか?)
原作知らない人は「小龍女がぁ・・・(号泣)」とか言わないで見れると思うので(笑)それなりに楽しめると思います。
原作知っている人は、無駄な部分はとばして見るとか、つっこみながら見るとか(笑)
バリバリの小龍女ファンの人は見ない方がいいかもね・・・。
子役ちゃんたちはとってもかわいい!
【追記】笑えたのが、楊過が初めて桃花島へ行くときは豪華大型客船(しかも全く他人の客もいる)なのに、郭靖と一緒に全真教に行くときには手漕ぎのボート!爆笑ものでしょ。しかも桟橋からでなく、海岸から船出。いくらなんでもそれはないでしょー(笑)どこにあるんだ桃花島&終南山。
こういうところはいかにもセット~でもTVB版のほうがちゃんとしてるんだよねえ。
現在は沈家門というところから1時間かからないで行けるみたいなので、手漕ぎのボートもありなのかも(でも普通は船頭さんを雇うのでは・・・)
近場だとしたら、昔は豪華大型客船なんてなかったのでは・・・。
船上で泥棒騒ぎとかやってるヒマなく島に着いちゃうんじゃ・・・。
桃花島から終南山は結構遠そう。
重陽宮ってのも、ちゃんとあるんだね。
【追記2】なんだか欧陽鋒がギャグキャラになっていますね(笑)まあ、見方によってはそうなんですが。楊過と一緒にいるとかわいく思えて憎めなくなってしまいました。
あと洪七公のラブロマンス(きたかーってカンジ(笑))、あれはありえねー、って気がするな。目がみえなくても耳がきこえなくても、好きな人ならわかるんじゃないかな。においとかからだつきとか・・・ねえ。
とにかく金庸の小説読んでいると「武林の人達、もっと人の話をよく聞けよ」って思っちゃうね(笑)
鹿鼎記のこと
96年版「笑傲江湖」も見終わったので、次は「倚天屠龍記」か「天龍八部」でも見ようかなぁ・・・とTVB公式の動画をチェックしていたら、98年版「鹿鼎記」が目に留まりました。
ものすごいインパクト!(笑)
陳小春の韋小宝、似合いすぎでしょ!(笑)
「鹿鼎記」なら、84年版の韋小宝:トニーレオン、康熙帝:アンディ・ラウを見てみたいなぁ・・・と思っていたのだけど、陳小春の韋小宝インパクトが強すぎて思わず見はじめてしまいました(笑)
これが期待を裏切らない面白さ。
中国語がテキトーな私が見ていても、思わず吹き出したり、声を出して笑ってしまったり・・・。
まだ8話ほどしか見ていないのだけれど、これからたぶんもっとおもしろくなる気がします。
98年版「鹿鼎記」のアイキャッチ。もうこれだけで充分可笑しいんですけど(笑)
どうやら何パターンかあるらしい。
豆瓣9.0ってすごい! これは見るべきでしょ\(^o^)/
ということで、私のテキトーな中国語理解力なので、おそらく半分ぐらいしかわかっていないと思われるにもかかわらず、楽しく98年版「鹿鼎記」を見ております。
お馴染みの俳優さんたちがたくさん出てくるのもウレシイ。
あ、この人今度はこんな役なんだ~と思いながら楽しんでいます。
笑傲江湖で岳霊珊を演じていた陳少霞が双児。かわいい。
【追記】時々BGMに「ゲゲゲの鬼太郎」が流れています・・・(^_^;)
TVB金庸武侠ドラマのアイキャッチを見てみよう!
最近はネット配信が主流だからアイキャッチを知らない人も多いかもしれません。
かつてはCMの前後にアイキャッチが入るものが多かったのです。
90年代のTVB金庸武侠ドラマのアイキャッチ、カッコよくて、短い時間で物語の雰囲気を上手く表現しています。
知らない人も多いと思いますのでご紹介します。
気に入ったらドラマのほうも是非見て下さいネ。
私はTVBの回し者ではありません(笑)
前回も紹介しましたが、まずは、なんといってもお気に入りの「笑傲江湖」!
東方不敗がカッコイイですね。
令狐冲は当然だけど、岳不群、東方不敗、任我行が出てくるってところがミソ。
敵側でも魅力的なキャラはファンの間でも人気があるんですよね。
岳不群は人気というのとは違うかもしれないけど・・・でも、王偉の岳不群は本当に上手かったです。
主題歌アレンジした軽快な音楽も潇洒!ですね (^^♪
そして、ヒロイン(+お笑い?(笑))バージョン!\(^o^)/
格老子的! ぐ~らおず~だぁ~(笑)
ロマンチックな雰囲気の「神鵰俠侶」
色味を抑えて、セピア色にしているところも渋いです。
「神鵰俠侶」って1パターンだけだったかな?
「射鵰英雄伝」九陰真経バージョン
郭清射鵰バージョン。これがカッコイイのよ!
最初見たとき、モンゴルの弓ってこうやって引くのか、とビックリしました。
大きな弓だからこうやって引くのかもしれませんね。
他にもまだたくさんありますが、そちらはいずれまた。
実は他のはまだちゃんと見ていないのでした・・・(^_^;)
現在「笑傲江湖」を見ているんですが、國語中字版に25話がないんですよ~(>_<)
「格老子的」のものすごくおもしろい回なのに~(>_<)
粵語中字版で見ましたけど・・・できれば國語中字版のほうがまだわかるから・・・。
やはり何か検閲などにひっかかるものがあってUPできないんでしょうかねえ・・・
もしかすると粵語版のほうが編集もちゃんとしているかも?
國語版は本当に途中でぶった切れて話がとんでる箇所が結構あるんです・・・(T_T)
射鵰英雄伝のこと ②
何作品もドラマ化、映画化されている「射鵰英雄伝」
中華圏ではどれが人気なのか、豆瓣でチェックしてみました。
(とりあえずドラマ版のみ)
1976年『射鵰英雄伝』佳藝電視 香港
郭靖:白彪
黄蓉:米雪
白彪は95年版「神雕侠侣」でも郭靖を演じているんですよ!\(◎o◎)/!
智霖のかわいい郭靖がおっさんになっちゃった~(笑)と「神雕侠侣」を見ていましたが、調べたら76年に郭靖を演じた方だとわかってビックリ。TVBはイキなはからいしますね。
1983年『射鵰英雄伝』無綫電視(TVB) 香港 全59話
郭靖:黄日華(フェリックス・ウォン)
黄蓉:翁美玲
さすが、靖哥哥。9.2ってすごい!\(◎o◎)/!
1988年『射鵰英雄伝』中国電視公司(CTV) 台湾
郭靖:黄文豪
黄蓉:陳玉蓮
1993年『射鵰英雄伝之九陰真経』 香港
九陰真経をめぐる争いと黄薬師と冯蘅(黄蓉の母親)の出会い~ラブストーリー・・・みたいなカンジ?
ポイント高いし、ニューヨーク国際映画祭で金賞を受賞しているみたいだし、張智霖や梁佩玲が出ているから見てみたいな。
1994年『射鵰英雄伝之南帝北丐』 無綫電視(TVB) 香港
段智興:鄭伊健(イーキン・チェン)
海外では1993年、香港では1994年に放送されたようです。
それでWikiや百度と豆瓣の年がちがっているんでしょうね。
1994年 『射鵰英雄伝』無綫電視(TVB) 香港 全35話
郭靖:張智霖(ジュリアン・チョン)
黄蓉:朱茵(アテナ・チュー)
私のイチオシTVBの94年版!83年版には及ばないけど、8.9なのでかなり高評価。
2003年『射鵰英雄伝』 中央電視台(CCTV) 中国 全42話
郭靖:李亜鵬(リー・ヤーポン)
黄蓉:周迅(ジョウ・シュン)
2008年『射鵰英雄伝〈新版〉中国語版』上海唐人電影 全50話
郭靖:胡歌(フー・ゴー)
黄蓉:林依晨(アリエル・リン)
麒麟の才子の賢そうなイメージの胡歌に郭靖はあわない気が・・・(^_^;)
(どちらかといえば黄蓉みたいな役のほうがあいそう)
2017年『射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー』 華策影視・完美影視 全52話
郭靖:楊旭文(ヤン・シューウェン)
黄蓉:李一桐(リー・イートン)
やっぱり、2017年版は最近のものの中では一番評価が高いですね。
だっておもしろかったもん(^^)(94年版には負けるけど・・・(笑))
94年版「射鵰英雄伝」を見終わって、95年版「神鵰俠侶」に突入、怒涛の勢いで見てしまいました。やっと最終回が見れました!(^^)
射鵰~神鵰と見てきて、まず思ったこと。
全真教、ダメじゃん!(笑)
郭清、あんなとこに楊過をあずけるなよ!(笑)かわいそうじゃん。
そして、やっぱり、古天楽の楊過と李若彤の小龍女はイメージピッタリでいいなぁ。
いずれちゃんと感想を書きたいと思っています。
そして現在、96年版「笑傲江湖」に突入。
なぜ「倚天屠龍記」に行かない・・・それは私が「笑傲江湖」が好きだから!(笑)
放送順でもありますが・・・
90年代TVB金庸武侠ドラマが止まらなくなってしまいました~(笑)
この頃のTVBの金庸武侠ドラマは本当に原作に忠実でよくできていておもしろい!
スタッフや出演者もかなりかぶっているようです。
射鵰・神鵰で欧阳锋を演じた朱铁和が、笑傲江湖で林震南を演じていてビックリ!
何度も見ているのに今回初めて気づきました(笑)。
94、95年は編集などに雑な部分も見受けられますが、96年になると随分よくなっている感じがします。
現在1/3程みたのですが、やっぱりダメでした(笑)・・・というか私が以前見たものと編集がちがっている気が・・・(見た覚えのあるシーンがないのです)。
もしかするとYouTube公開のために編集しなおしているかもしれません。
それにしても、あまりにもぶっ飛びすぎるところがあるのはなんとかしてほしいなぁ。
アイキャッチも年々凝ってきてますね。特に「笑傲江湖」のアイキャッチはカッコイイのよ~!令狐冲もだけど、東方不敗もカッコイイシーンを使っています!音楽もカッコイイ!
アイキャッチからはじまる動画を置いておきます(^^)
「笑傲江湖」の話になると止まらなくなるので、いずれまた!(笑)
射鵰英雄伝のこと ①
「射鵰英雄伝 レジェンド・オブ・ヒーロー(日本語字幕・2017年版)」がアマプラで10話まで無料になっていたので、何気なく見てみたら、これがなかなかおもしろい!
現在11話以降を原語で見ています(笑)
ストーリーはほぼ原作に忠実でヘンな改変をしていないので、安心して見ることができます。また、アクションにかなり力を入れているようで、アクションシーンは見応えがあります。
郭靖の楊旭文、悪くはないけどちょっと今風のイケメンというカンジ。郭靖ってもっと濃いイメージ。
あと郭靖、ちょっと賢すぎ(笑)すぐ強くなりすぎ(笑)なんだけど、アクション重視だからかな。
黃蓉の李一桐も、かわいいけど・・・なんだかかわいいだけのぶりっこみたい(笑)
黃蓉ってものすごく頭の回転が速くて、とても賢いんだけど、もっとずる賢いというか、悪知恵が働くってカンジなんだよね(とくに前半)。キツイところはキツくて、甘甘のところとの落差がおもしろいんだけどなぁ。
かわいくても、幼くても、武林の(しかも桃花島主の)娘だからね。
洪七公は太っていてもいいけど、周伯通はやっぱりヤセ型でしょう・・・とか。2017板の全真教道士は何気に太めの人が多いのだけど(笑)・・・道士様はやっぱりヤセ型でしょう・・・とか。いろいろ思いながら見ています。
郭清パパ(郭啸天)が邵兵さん、郭清ママ(李萍)が曾黎さんで、おおお、古剣奇譚弐コンビ(沈夜&无异ママ)じゃん!・・・とか(笑)
郭啸天はいかにも侠客というカンジで漢気があってカッコイイですね。邵兵さん、とてもお似合いでした。
李萍はもうちょっと泥臭いというか素朴なイメージかな。曾黎さん、えらい美人の李萍です。
配役に関してはどうしても1994年のものと比べてしまいます。
特に郭靖、黃蓉、洪七公、黃薬師あたりは、1994年版が気に入っています。純朴で天然な張智霖の郭靖と、気が強くて小悪魔的な朱茵の黃蓉がイメージピッタリ。演技もやっぱり上手いんですよね。
洪七公(劉丹(劉慶基))黃薬師(駱應鈞)周伯通(黎耀祥)は、この頃のTVBの金庸武侠ドラマでは他の人が思い浮かばないってくらいお馴染みの配役。本当にイメージピッタリ!ですよね 。
日本の水戸黄門=東野英治郎、徳川吉宗(暴れん坊将軍)=松平健・・・みたいなカンジかもね(笑)
あと、私の射鵰の登場人物のイメージは、李志清さんの挿絵と漫画の影響も強いかも。
でも、2017年版も本当にきちんと作られていて、ちゃんと決めるところは決めているし、笑わせるところは笑わせているし、アクションも見応えがあって見ていてとても楽しい。辛口豆瓣の評価も悪くないので、見て損はないと思います。
郭靖と黃蓉が歐陽克とやりあっているときに、七公が鳥の骨飛ばしてくるところとか噴出したわ(爆)
調べたら監督が蔣家駿さんという香港の方なのですね。だからTVB版は当然よく知っているだろうし(なんとなく似ているのです)おかしな改変はしてないし、アクションにも力を入れているのかもしれません。
この監督「倚天屠龙记」の監督もやっているので、見てみたくなりました。
あと「神話」というのもおもしろそう。主役が胡歌ですね。
そういえば胡歌も郭靖を演ってたけど、麒麟の才子のいかにも賢そうな胡歌に郭靖はなんだかあわない気がするなぁ(笑)まだ見てないけど。
【追記1】見終わりました。最近見た金庸武侠小説原作のドラマ版では一番良かったと思います。原作にほぼ忠実でヘンな改変もしていなくて、本当に安心して見れました。アクションシーンの時間が多いことと、楊康と念慈にかなりスポットを当てていることが94年版と少しちがうかな・・・と感じました。後半は少し間延びしている感じもあったので、52話は少し長いのかもしれません。94年版は35話でした。アクションシーンの時間を増やすとしても、40話~45話ぐらいでいいのかもしれません。
【追記2】そして勢い余って94年版射鵰英雄伝を見はじめてしまいました(笑)
確かに古臭いところやいかにもセット~なところはあるけど、全体的に原作のイメージを大事にしているのがよくわかるし、主役だけでなく脇役も上手い人が多くて安心して楽しめます。YouTubeにあるTVB公式の動画は、著作権にひっかかる音楽が入っている部分の音が消されているので見づらかったり、ちょっと興ざめしてしまったりしますけど・・・ 私はVCD持ってるも~ん\(^o^)/
久々に見たけど、いやぁ張智霖の郭靖のかわいいこと!(^^)
中国語がわかる人はもちろん、中国語学習中の人、原作を読んだことがある人はだいたいわかると思うので、是非一度見てみてください。
この勢いだと、次は95年版神雕侠侣に突入してしまいそうです (^_^;)
YouTubeのコメ欄もおもしろくて「智霖がかわいくてカッコイイ!」とか「CCTV版に耐えきれなくてTVB版を見に来た」とかあって、やっぱりそうだよね~(^^) とか思いながら読んでいます(笑)特に原作ファンはTVB版が好きなんじゃないかな。
ヤバイ(^_^;) 郭靖と老頑童、おもしろすぎる!
ボケ(郭靖)ツッコミ(老頑童)の掛け合い漫才みたいだ(笑)
YouTubeコメ欄にも「笑いすぎて死にそう」と・・・(笑)
TVB版は台詞もわかりやすくて、笑える場所も多い。ギャグやダジャレも効いている。さすが香港。老頑童と七公もおもしろいんだよね。
そういえば、2017年版もおもしろかったけど、こんなに爆笑してないかも。
96年版笑傲江湖も爆笑してたわ。監督なのか脚本なのか役者さんなのかわかんないけど(全部かも)やっぱりTVB版のがおもしろいんだよね~(^^)
丐帮の君山大会、やっぱり94年版のほうがいいなぁ。黃蓉がメチャクチャカッコイイ!
これぞ黃蓉!ってカンジなんだよね。2017年版はそういうカンジがしなかったのよ。
あとVFX使っていない方が本当に人がやっている武術って感じがするわ。94年版はセット~ってカンジはあるけど、古臭いところがそれっぽくていい味出してる。2017年版はちょっときれいすぎるのかもね。
オススメ華流ドラマ・・・豆瓣でチェックしてみた <後編>
ひきつづきオススメ華流ドラマの紹介です。
ファンタジー好きな人にオススメなのが「将夜 戦乱の帝国」
登場人物の多さと世界観の複雑さで、私も最初はパニックに(笑)ネットなどで検索し、人物相関図や世界観を見ておくことをおすすめします。
わかってくると物語にグイグイ引き込まれていきます。
主人公を演じる陳飛宇は、陳凱歌監督の次男。ドラマ初出演で主役に抜擢されたのだとか。まだ粗削りな感じもしますが、雰囲気がこの寧缺という役にあっていますね(なので弐では別の人が寧缺を演じてガッカリ…)。
鄭少秋、黎明、安志杰、胡軍という豪華な共演者もこのドラマの魅力。
安志杰の朝小樹、アクションシーンはメチャクチャカッコイイぞ!
鄭少秋のグルメでかわいい夫子(笑)も和みます。
これを書いていて気づいたのだけど「将夜」ってどちらかというと男性向けかもしれない。寧缺は少爺で、桑桑は一応侍女でお仕えしている身分だもんね。妹みたいなカンジではあるけど…。
女性はヒロインや自分に似たタイプ、お気に入りの登場人物に感情移入したり、自分に置き換えてみたりするから「古剣奇譚」や「三生三世」みたいなストーリーのほうが好きかもしれませんね。
続編の「将夜 冥王の子」は豆瓣でも・・・やっぱりねえ・・・。
3も作るはずだったけど、どうやら作らないことになってしまったらしい。
朝小樹と夫子が見たかったのに・・・残念。
「青雲志 〜天に誓う想い〜」Ⅰ・Ⅱ
主役は李易峰だし、俳優陣もいいし、物語も結構おもしろいんだけど、どこまで続くんでしょう(笑)とりあえず日本ではⅡまでで一段落かな。
Ⅲも作っているみたいです(キャストが変わるみたい)。
アマプラで見たときは本当に翻訳がひどかったんだけど、直してくれたのかなぁ・・・
私はⅡはまだ見ていないのですが、評価が・・・(^_^;)
「蒼穹の剣」
「琅琊榜」の飛流、吴磊が主役だったので、最近見はじめたんだけど・・・
うーん、やっぱり豆瓣の評価どおりかも・・・(^_^;)
「陳情令」の魏無羨、肖战も出ていて(途中でいなくなるけど)x玖少年団のメンバーも出ているので、アイドル路線かも(笑)
「陳情令」は物語がおもしろかったけど、これは・・・(^_^;)
小説が原作みたいだけど、なんだかゲームみたいだなぁ(ゲームもあるみたい)。
ゲームでも「古剣奇譚」は物語が深くておもしろいんだけど、これは・・・(^_^;)
前半を見た感じでは、あんまし中味はなさそう。
イケメンを見て楽しむ・・・ぐらいの軽~い気持ちで見るのならいいのかも・・・(^_^;)
現在惰性でヒマつぶしにみているんだけど、後半は話が少しおもしろくなるかも?(ほぼ予想どおりの展開で、しかも不自然で無理やりな流れ・・・)。
せっかくの吴磊くんなのに、主人公の䔥炎、どうも好きになれないんだなぁ。弱肉強食の地「闘気大陸」という設定だからか、性格悪すぎでしょ(笑)侠客というカンジじゃないんだよね。だたの自己顕示欲の強いガキってカンジ。主人公も他の登場人物もなんか魅力ないんだよなぁ。
最後に古剣奇譚シリーズ。
古剣奇譚も独特の世界観を持っているんだけど、たぶん「将夜」ほどわかりにくくないと思う。
それでも、できればネットなどで相関図や世界観などを見ながらドラマを見た方がより物語を楽しめると思う。
中国の古代神話とか、道教とか、陰陽五行とかに興味ある人、「陰陽師」とか「十二国記」みたいな物語が好きな人は、きっとすごくおもしろいと思う。
まさに私がそうなので・・・(笑)
「古剣奇譚~久遠の愛~」
「古剣奇譚~天翔ける運命~」
私的にはイチオシ(笑)
特にアクションシーンは秀逸なので、それだけでも是非見て欲しい。
え~、前にチェックしたときより評価が下がっている・・・(^_^;)
壱が大人の女性向的なのに対して、弐は若いコ向けかも。
无异&闻人が少年マンガ、夷则&阿阮が少女マンガ的なノリのラブストーリーで、全体的には少年マンガ、メカオタクの冒険物語というカンジかな(笑)
弐は監督が香港の方なので、昔の香港のアクションコメディのノリに近いかも。
壱も弐も原作がゲームとは思えないほど、おもしろくて奥深い物語です。
ゲームの設定自体が、非常に細かいところまで作りこんであるせいかもしれません。
ゲームをベースに小説が書かれて、それをもとにしてドラマを作っているらしいです。
個性的なキャラクターが魅力的なのは、同人がかなりすごそうなのを見てもよくわかりますネ(笑)。
「ソード・オブ・レジェンド 古剣奇譚」
この映画は〇〇でしたね・・・(^_^;)
【番外】さすがにゲームは評価高い。人数も少ないから偏っていそうだけど。
古剣奇譚参のゲームは日本語バージョンも出たらしい。
サービスショット(笑)
コラコラコラ!同人少女たちを煽るんじゃない!(笑)
古剣奇譚はBLではありません。念のため・・・(^_^;)
壱・弐とも、そういう同人はいっぱいあるようですが・・・(笑)