张智尧さんのインタビューを見たり、初七が出てきたり、2回目を見直したりしていて、谢衣について新たにわかったことや気づいたこと、考えたことがあるので書いておこうと思います。
古剣奇譚2には3人の谢衣が出てきます。
1人目は本物の谢衣。
この物語の時点では、本物の谢衣は既に初七に改造されていて、回想でしかその姿や言動、性格などはわかりません。
でも、阿阮によると、以前の谢衣(=本物の谢衣)は、とても面白い人だったみたいですね。そして、阿阮を本当の妹のようにかわいがってくれて、やさしくて、何をしてもおこらなかった、とも言っていました。きっと想像力豊かで、感情も愛情も豊かで生き生きとした人だったのでしょう。
10年前、子供のころの无异に会ったときも、とてもやさしそうでした。
谢衣は、无异が捐毒大将兀火罗の息子で、晗光剑を持つ資格があることを知っていたのかもしれませんね。
张智尧さんも、谢衣は平和を愛する夢多き人物で、理想を追い求めていた人物じゃないか、というようなことを言っていましたね。 たぶん・・・(^_^;)
2人目は偃甲谢衣。
阿阮は、偃甲谢衣は冷たい、とか、私のことを嫌いなんじゃないかとか、怒っているんじゃないかとか・・・言っていましたね。
偃甲谢衣は心魔にとりつかれないよう七情六欲を抑制されているんじゃないかと私は思っています。偃甲だから、なのかもしれませんが、私は本物の谢衣がそういうふうに作ったのではないかと思っています。(百草谷の人達が本物の谢衣は魔気が感じられたが、偃甲谢衣からは魔気が感じられなかったと言っていましたよね)
だから、人に対してはみな平等に接しているんでしょう。おそらく愛情を感じることもあまりないのではないかな。感情をあらわにすることもなければ、何かの欲望にしがみつくこともない。いつも冷静に坦々とどうすれば人々のためになるのかを考え、流月城を阻止するという目的のために行動しているように思います。
无异を弟子にしたことも、将来のことを考えて、弟子にしたのかもしれません。
沈夜たちに追いつめられたとき、迷うことなく功力を无异に与えたのも、そうすることで自分の意志を引き継いでもらいたいということからかもしれません。
生に対する欲も、死に対する恐怖もなく、ただ淡々と自分の運命を受け入れて、自らがすべきことをしていた、という感じがします。
偃甲谢衣は最後のころ(捐毒行った後ぐらいから?无异の印記を分析したときから?)に、自分が偃甲であることに気づいていたのかもしれない、と思ったりもしています。
もしかすると、本物の谢衣は自分が死ぬことをわかっていて、无异に記憶を託し、それをいつか偃甲谢衣が見たときに、本物の谢衣の意図を理解して、知識と力を无异に与え、流月城に対抗するように導いたのかもしれませんね。
3人目は初七。
この人は殺人マシーンとして、沈夜に決して逆らわないよう作られています。
最初は命令されるまま動く、殺人マシーンそのものみたいなんですが、无异たちに会って何かゆらぎだしている気もします。今まで自分の感情がなかった、自分で考えることがなかったのに、何か疑問を持ち始めた・・・ようにも見えます。(現在第39話まで見たところなので、その時点での感想です)これからどうなっていくのかとても気になります。でも、最後には无异を助けるんだよね???无异の印記で記憶をとりもどすのかな???
しかし、この三人を演じ分ける张智尧さん、すごいですね。
顔つきがね、三人とも違うんです。
谢衣は非常に魅力的で、この役はとても気に入っている、と张智尧さんもインタビューで言っていました。たぶん・・・(^_^;)
声優さんもすごく上手いです。声の抑揚とか、しゃべり方とか全然ちがう。
・・・・・やっぱ、谢衣は影の主役でしょ(^^)
#张智尧谢衣で検索すると微博がすごいことになっていました~\(◎o◎)/!(笑)