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【ネタバレ注意!】中華武侠モノのテレビドラマのあらすじ・感想・覚書など

古剑奇谭 2のこと ⑧

昨日人気のキャラのことを書いていたら、いろいろ書きたくなってしまいました(^_^;)

 

古剣奇譚2で、私が一番好きなキャラはもちろん谢衣だけど、他にもいいな、と思う人が結構います。

 

まず、主役の4人について。

乐无异 最初はお金持ちのお坊ちゃまで、口は達者なクセに武芸はからきしダメで、どーしょもねーヤツ・・・とか思っていたんだけど、なんとビックリ!メカ(偃术)オタク(笑)だったんですね。

武芸ダメな分を偃术でカバーしていくところがおもしろいなーと思いました。

他の3人と出会っていろいろな経験をしていく中で、すごく成長していく。このコが一番成長を感じさせてくれますね。元々が心根は純粋で優しく、正義感が強いコなのでしょう。だから、恋をしたり、いろんな経験をしていく中で、成長していい男?(笑)になっていくカンジ。

自分のことを「長安一の美男子」「神力無双」「聡明」などと言っているので、絕代雙驕の小魚児を思い出しちゃいます(^^) 无异≒小魚児、夷则≒花無缺のイメージが少しありますネ。

 

夏夷则 第三皇子で、父皇にもかわいがられていて、武芸もできるし、頭もいいし、性格も良いし、礼儀正しいし・・・できすぎてて、つーまんねーヤツ(笑)・・・とか思っていたら、なんとビックリ!半妖だったんですね。

半妖ゆえに、苦悩するというのはお決まりのパターンかもしれないけど、なにを考え、どう克服していくのか、見どころですよね。

このコは既に完成されているのだけど、阿阮と出会って彼女に恋をすることで、純情でかわいい一面を見せてくれるのがいいんです。阿阮とセットでおいておきたいです(^^)

 

阿阮 くいしんぼの仙女(^^) 天然で単純で、天真爛漫で本当にかわいいコです。

夷则が難しい言葉を使ったりかしこまった言い方をすると「この人何言ってんの?」「夷则、何言っているのかわかんない」とか言って笑わせてくれます。
漢詩みたいな四文字の言い回しや難しい言葉は私もわかんないワ(^^)

実は露草の精霊?らしい。こんなに明るく天真爛漫なのに、なにやらものすごく重いものを背負わされているようなので・・・気になります。

 

闻人羽 強くてカッコイイ娘です(^^) このコも割と最初からできあがっているキャラなんですが、最初はクールであまり表情を変えないカワイくない~ってカンジなんだけど、无异と恋することで、表情が豊かになったり、感情がゆらいだり、ということが出てきて人間らしく、一人の娘らしくなっていくカンジですね。四人でいると、天真爛漫な阿阮とは対照的でストイックな面が強調されます。

あまり感情が表に出ないコですが、絵を描くとそこに気持ちが表れていて・・・四人で過ごした時間がとても大切でいい思い出だとかいうことを予告編で言っていました。

「无异でいいのか?」とよく思ってしまうんだけど「私が守ってあげないとダメなの」「私がいてあげないとダメなのよ」というパターンか?(笑)

ま、无异はすごく一途だし、闻人羽は他の男性を知らないみたいだしね(笑)
(師兄とかいるけど・・・兄妹みたいなもので、きっと恋愛対象外なんでしょう)

 

夷则と阿阮に比べて、无异と闻人羽は少し子供っぽいというか・・・まだ恋というものをよく知らない二人というカンジ(^^)

 

夷则が阿阮に「ご安心を。私が守ります」とか言ったら、无异が「え?じゃ僕は?」って言って、そしたら闻人羽が「私が守るわよ」って言うの。緊迫感あるところなんだけど、笑えたワ(^^) 会話がよくできていますネ。

初期の予告編にその部分あるので、はっておきますね(^^) (1分06秒ぐらいからです)

youtu.be

 

乐绍成傅清姣 无异パパ&ママ・・・と勝手に呼んでいます(笑)

この二人は微博ですごくいじられているキャラです(^^)

パパは普段は温和で、ママの尻に敷かれているカンジなんですが、いざとなったら強い。ママは武林の女性らしく気が強く、武芸もできる。南疆天玄教偃女族人とあります。

 

南疆天玄教偃女族人・・・って何?ということで調べました。

南疆=新疆ウイグル自治区天山山脈より南側。

天玄教=女媧(中国古代の神話の女神で,五色の石を練って天を補い大亀の足を切って天を支える柱にしたと言われる)や神农を信仰する宗教。中原からは魔教と呼ばれているらしい。

夷则の母妃だけじゃなく、无异ママも特殊な出自なんですね。无异ママの師が谢衣の友人で、天玄教の長老だったために无异ママが偃甲蛋を持っていたんですね。

 

でも、二人とも无异には超弱くて甘々・・・ふたりで无异を甘やかして育てたんだな、きっと(笑)見ていてなかなか楽しいご夫婦です(^^)

 

无异がよく甘えた声で「爹、娘」って言うと、どうも「パパぁ、ママぁ」って言っているような気がしてしまうのよね・・・(^^)

 

 

 禺期 晗光剣の剣霊なのだけど、実は神剣昭明を作った剣仙。性格に傲娇(=ツンデレ)と書いてあって笑いました(^^) 口も性格もキツイけど、ちゃんと无异たちを助けて、導いてくれています。无异が落ち込んでたりすると、言葉はキツイけどちゃんとはげましてくれたりする、実はやさしくていいヤツ(^^) 世間知らずのおぼっちゃまで目先のことにふりまわされやすい无异を冷静にいさめてくれている・・・のかな(単に言いたいこと言っているだけだったりして)。

晗光剑を作ったときに亀裂が入ったために火の中に飛び込んで剑灵になったという熱い心の持ち主。(第38話参照)

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狼王(安尼瓦尔) 捐毒の大将、兀火罗の長男で无异の実の兄。馬賊(盗賊?)のようなことをしていた(でも貧乏人や弱い人からは取らない。金持ちや隊商から取っているみたい)が、无异の提案で現在は保镖をしている・・・のかな。

この人は最初に出てきたときから、悪い人じゃない気がしました(^^) 楽府に乗り込んで来た割に、卑怯なこととか殺人とかしなかったでしょ。武侠モノの定番として(笑)敵だと思っていた人が実は強力な味方になる、のではないかな?と思って見ていました。正義感が強くて、漢気があって、情が厚くて、ものすごく弟思い。

无异と別れたとき、寂しそうだったから、无异約束破るんじゃねーよ!もっと仲良くしてやれよ!とか思っています(^^)

首長は狼王で、无异は偃术で捐毒の復興を手伝ったらいいと思うゾ。