古剑奇谭 2のこと ㉜ 日本語字幕付バージョン
しばらく記事をかいていませんでしたが、昨年、日本語字幕付バージョンが公開されて、DVD販売、レンタル開始、アマゾンプライムなどでも見れるようになりましたね。
有料なので見ていませんが・・・(笑)
うわ~、今日(2023/10/06)見たらプライム会員は無料になっていた!見るべきか否か(笑)
とりあえず私の歌詞の訳も結構イイ線いってたわ。
ところでこのDVDジャケットの画像には間違い?(笑)があります。答えは㉟をみてね。
先日ふと予告編を見たら、つっこみどころが満載だったので、つっこんでおかなくちゃ!ということで。
まずは、恒例の謎の日本語サブタイトル。
何だよ「天翔ける運命」って(笑)。気持ちはわからなくはないが。
「神雕侠侶~天翔ける愛~」のパクリかよ(笑)
天翔ける・・・ってカッコイイ感じがするのかなぁ。
メカオタクの冒険、とかでいいじゃん(笑)←たぶんよくない(笑)
天翔けるメカオタクの冒険、とかどうでしょ?(笑)
映画もドラマもそうなんだけど、ヘンなサブタイトルいらないと思うの。
古剣奇譚壱の「久遠の愛」ってのが、日本人の心をくすぐるようなタイトルではあったから、そういうのつけたかったんだろうけどね。
「偃甲(メカ)にかけた青春」とかどう?(笑)
まー、乐无异だけが主人公じゃないし、一番魅力的なキャラは谢衣だしねえ。
「永き夜を切り裂く緑の剣の物語」なんてどうかな。
さて、予告を見ていて気づいたんだけど、「天罡」を「北斗星」って訳しているのね。
えっ?「天罡」って「軍人」とか「兵士」でしょ?
職業としての軍人、兵士のことのはず。
確かに北斗七星の柄っていう意味もあるんだけど、古剣奇譚をはじめ、華流ドラマやゲームでは職業軍人や兵士の「天罡」って結構出てくるみたいなんだけどな。
ノリで1話から5話までまた見ちゃったんだけど「天罡」ってバンバン会話に出てきているのよね。まさか全部「北斗星」って訳してるんじゃないだろうね?
もしそうだったら、かなりヤバい気が・・・。
翻訳している人が古剣奇譚の世界観をわかっていないことが露見してしまいましたね。
こりゃ、他にもヤバいところ結構出てきそう。コワ。
偃术とか偃甲とか、なんて訳しているんだろう?
実は、最近日本語字幕を見るのが少し怖いんですよね。
私はよく日本語字幕に文句言ってるけど、「青雲志」を見たら文句どころか、物語と登場人物のイメージがガラガラと崩れて、物語に全然集中できなくて、本当にムカついたので。
「伝説の英雄の行方を探す戦士たち」・・・って出てくるんだけどね。
伝説の英雄、って谢衣のことを言ってるんだろうと思うんだけどね。
伝説の偃术大师(木工メカニカルエンジニア・・・ってカンジ?)とかにしてもらわないと。
谢衣の行方を探すのはそれぞれに理由があるし、この子達4人は別に戦士ってわけじゃないんだよね。
「世界征服を企てる闇の組織」・・・ってのも。
流月城は別に世界征服を企てていないし、闇の組織でもないんだけどね。
无异たちとは別の古い部族だし、普通の人たちは普通の人だし・・・沈夜だって本当は烈山部を守ろうとしているわけだし。闇はラスボスのあいつだけだし。
以下、予告からのストーリー紹介。
【ストーリー】
長安に住む発明好きの明るい青年、楽無異は、消息不明の伝説の英雄、謝衣に憧れ修行の旅に出るが、旅の途中で勇猛な戦士の聞人羽、修行僧の夏夷則 、そしてミステリアスな阿阮などの様々な人物たちと出会う。それぞれ異なる理由で謝衣を探す4人は共に旅を続けていく中で、次第にこの世界を滅ぼそうとする闇の勢力の存在を知る。人類を救うため、数々の出会いと戦いを経た冒険の果てに彼らを待ち受ける運命とは……!?
无异は修業の旅に出たわけじゃないし(谢衣を探す旅に出たんでしょ)、夷则は修行僧じゃないし(理由あって、道観で育てられた皇子、だよね。体が弱かったとも言っていたけど、後継者争いを避けるためもあったのかも。修業はしているけど、道士になるとは限らない)。无异と闻人羽と夷则は旅に出る前に会ってるしねえ。長安を守る、とか言ってたと思うけど、人類を救うとか壮大なことは言ってないしね。
古剣奇譚なのに剣については言及ナシ?
随分適当なストーリー紹介だな。
「剣」を鍵にしてストーリー紹介すればわかりやすいような気もするが。
やっぱりイメージがガラガラと崩れていきそうな気がして、日本語字幕付きは見れないのでした(笑)
古剣奇譚弐の見どころは、ファンタジックな映像と映画並みのカッコイイアクションシーンだと思う。そこら辺をもっと上手く宣伝したらいいのに。
日本人は、深遠なストーリーとか、哲学的な展開とかにこだわりすぎているんじゃないかな。
日本でもワクワクするようなアクションや、幻想的な映像や物語が好きな人は多いと思う。ファンタジー小説や漫画も結構あるし、ヒットしてるもの。娯楽は娯楽でいいと思うし、その中からも伝わることはたくさんあると思う。
そもそも古剣奇譚はゲームよ、ゲーム(笑)
ターゲットがどこらへんか、わかるでしょ(笑)
ちなみにドラマ公開時の予告・宣伝動画、かなりストーリーがわかってしまいそうだけど、「剣」というテーマを前面に出していて、魅力的なキャラクターやアクションシーン、ラブストーリーなどを盛り込んでいてすごく「そそる」動画。上手く作っていると思う。
実際私もこの動画を見て、そんじゃ第1話、見てみようか、って見はじめたんだよね。
この動画を使えばよかったのに・・・(笑)
【追記】日本語字幕版のトレイラーはこれに日本語字幕をつけたものですね。
せっかくなので、第二版もどうぞ~\(^o^)/
最終バージョン! 初七登場!!
古剑奇谭 2のこと ㉛ アクションシーンセレクション 1~5話
古剣奇譚2のアクションシーンをチェックしていたら、楽しくなってしまったので、カッコイイシーン、楽しいシーンなどをピックアップしてみました。
※動画を末尾に追加しました。見てね!(^^)
まずは第1話から。无异のドタバタコメディアクションシーン。カッコ悪いけど(笑)とても楽しい。そして金剛力士一号がとてもかわいい。アクションというより、VFXの名シーンですね。
これで私は古剣奇譚2が好きになりました(^^)
第3話、二皇子の計略で夷则が半妖だということが暴かれ、捕えられそうになります。昭宁が夷则をかばい、无异が偃甲鳥を呼び、騒ぎを起こして二人を逃がす場面。夷则のアクションと偃甲鳥のVFXがみどころ。
第4話、无异の谢衣との出会いの回想シーン。张智尧さん演じる谢衣のアクションシーンと偃甲鳥が飛んできて谢衣と无异を乗せて飛ぶVFXのカッコイイシーン。
张智尧さんはアクションがとてもきれい。剣の使い方も上手くてカッコイイ。
第5話、二皇子が大華山で夷则を待ち伏せするシーン。李治廷さん演じる夷则のアクションがとてもカッコイイ。この場面も江道海さんでしょう。細部まですごく凝っていて見応えがあります。 江道海さんきっと李治廷さんを気に入ってるのでは・・・
夷则が大華山に着いたところ(14:15)からと少し長めにとっています。
途中、会話の場面などもありますが、崖のシーンで夷则が飛び降りるところ(22:50)まで。
第1話
第3話
第4話
第5話
雲中歌 -愛を奏でるー のこと?
現在「雲中歌 -愛を奏でる-」を見ています。
まだ半分すぎぐらいなのですが、はっきり言って飽きてきました。
なんといっても雲歌が好きになれない。
今まで見てきた華流ドラマで一番嫌いなヒロインかも。
一見思いやりがありそうに見えて、実は自分勝手で相手のことを考えていない、誰も信じていない。ご都合主義で料理はできる、薬にも詳しい、武芸もできる・・・ナニ、コイツ的なヒロイン。
古装劇のヒロインって、たとえ二人の男性の間で揺れ動くことはあっても、基本的には一途で、裏切られても裏切られても信じているか、逆に裏切られたら復讐するか・・・ってカンジだと思うのだけど。
全話見れるかどうか心配になってきました。
雲歌よりは敵役の霍正君のほうがまだ正直でいいよ。
霍正君の楊蓉さんって于正作品によく出演していて、ヒロインの敵役が多いんだけど、これがまたハマってるんだな。東陽歡娛影視文化有限公司(于正さんとこ)と契約しているようですね。ネットに于正氏とどういう関係?という見出し很多!こんな写真まであったワ(笑)
誰だこんなモン作ったの! 大爆笑!
案の定、豆瓣の評価もひどい。
58.4%が1って・・・\(◎o◎)/!
半分以上1かい・・・\(◎o◎)/!
それでも2018年版新笑傲江湖よりは高い・・・2018年版新笑傲江湖ってある意味すごすぎる(笑)
また「雲中歌」のアクションシーンを見ていて、カッコ悪いなぁーと思って「古剣奇譚2」を見て、江道海さんのことを知りました。
「古剣奇譚2」のアクションシーンと比べてみるとその差は歴然です。
于正作品なので、はっきり言って中味は期待していなかったし、「宮」や「班淑」みたいに楽しく見れればいいや、と思っていたのですが、全然楽しくないんですね。コメディ的要素がほとんどないからかな。 雲歌の性格が悪いからだと思う。
それでも百度などを見ると、視聴率は結構いいみたいです。
于正作品って、中国人(主に大陸の人)が好きな要素を詰め込んでいるのかもしれません。
以前、浅田次郎さんが「蒼穹の昴」のドラマについて「ドラマ化するとき、中国のスタッフが、どうしても宮廷内のメロドラマ的なものを入れたがる」ということを話していたことがあります。
恋愛、愛憎、宮廷内の権力闘争、恩讐・・・たぶんそういうの好きなんだよね。
「古剣奇譚2」は、无异と闻人羽、夷则と阿阮という風に、もうカップルが決まっていて動かなかったうえ、恋愛的要素より、冒険アクション的なもののほうが多かったので、一部の人にしかウケなかったのかもしれませんね。宮廷内の陰謀とか女の争いとかないしね。
また「古剣奇譚」は1も2も独特の世界観を持っていて、ドラマだけでは結構わかりにくいので、一般ウケしにくいのかもしれません。
逆のその独特の世界観が好きな人はハマるんでしょうね。
少し前に見ていた「花と将軍」(原題:将軍在上)、私は香港のハチャメチャコメディが好きなので「花と将軍」の前半部分がとても好きだったのだけど、中~後半になると普通の(?)宮廷権力闘争陰謀怨讐物語になってしまってすごく残念でした。
今度「花と将軍」の感想も書かなくちゃ。
やりすぎとも思えるくらい華やかな跳舞シーン
妓楼の客たちの反応もオーバーアクションでメチャクチャ楽しい。
香港の人はコメディ路線好きだけど、大陸ではあまりふざけすぎるとダメなのかもしれません。
ひと昔前(もっとか・・・笑)の香港の映画やドラマ、超ハチャメチャ多かったんですけどねえ・・・。トニー・レオンやアンディ・ラウ、ジャッキー・チュン、アーロン・クォックなどもみんなハチャメチャコメディやっていたんだよね。バリー・ウォンやチャウ・シンチー、今はもうウケないのかなぁ。スポンサーがつかないのかなぁ・・・。
古剑奇谭 2のこと ㉚ 動作導演
プライムでいろいろ華流ドラマを見ていますが、どうもアクションがイマイチ、イマニ・・・なんだかパッとしないなぁと思っていました。
古剣奇譚2のアクションはカッコよかったなぁ・・・と、23・24話を見て、動作導演(アクション監督)をチェック。 末尾に23・24話の動画を追加しました!
江道海さんという香港の方で、とても有名な方のようです。
古剣奇譚2のアクションシーン、見せ方がとても上手いのです。
23、24話の夷则のアクションシーンなんて、映画にしてもおかしくないくらい。
ワイヤー、VFXはもちろん、スローやストップモーションを使ったり、引いて全体の動きをとらえたり、アップにして役者の表情をとらえたり、髪や衣装がふわっと動く様子をとらえたりなど、細かいところまで非常にこだわった映像を作っています。
カメラもバンバン切り替わるし、絶妙な緩急のつけかたは本当に上手いです。
立ち回りもワンパターンにならず、迫力があります。
下手なアクションってワンパターンなのよね・・・監督のせいなのか役者のせいなのかはわからないけど。
そして、役者の止まったときのキメポーズがとてもカッコイイ!美しいのです。
特に、谢衣の张智尧さん、夷则の李治廷さんは、スタント使っていないらしいのでいろいろ撮れるのでしょう。
役者の力量などもあるかもしれませんが、動作導演のセンスが光っています。
无异のドタバタコメディアクションもコミカルで楽しくてよかったなぁ。
夷则の李治廷さんはすごく頑張っていたようですね。
夷则のアクションシーン、カッコ良かったもんね。
唐季禮(スタンリー・トン)監督は、李治廷さんのことを「25年前のジャッキー・チェンのようだ」と絶賛しています。
Wikiによると香港映画のアクションシーンに関してはアクション監督がほぼ全権をもっているようです。
アクション監督が映画に関わる段階として、アクションシーンに関するロケハンおよび役者のトレーニング、アクションの立ち回りの設計(撮影前にはアイデアを俳優やスタッフに伝えるためのビデオコンテと呼ばれるテスト版映像を制作もする)、カメラワークの指示(動きを一番把握しているために時には自らカメラを回すこともある)、OKテイクかどうかの判断も含めた撮影、撮影したシーンの編集、編集後の効果音の確認までをこなす。
古剣奇譚2のアクションを見ちゃったから、他のドラマのアクションシーンが物足りなく思えちゃうのかもしれません。
ジャッキーと江道海先生\(^o^)/
【10/6追記】
まだ「古剣奇譚2」を見たことがない方のために、23・24話夷则のアクションシーンから再生するものをはっておきます。是非見てください。
23・24話についてはこちらにも記載しています。
【2023/10/18追記】日本語字幕版を見ていてあらためて思ったのですが、アクションシーンに音楽もバッチリあっていますね。まるでアクションシーンにあわせて音楽をつくったみたい。もちろん先に撮影して編集してそれにあわせて音楽をつけていくのだと思うんだけど、本当に上手くあわせてあります。あわせやすいような音楽を作ってもらったのかな。それとも、音楽にあわせて映像を編集したのかも。
扶揺(フーヤオ) -伝説の皇后-のこと
少し前まで「扶揺(フーヤオ) -伝説の皇后-」を見ていました。
ヤン・ミー主演で、物語の前半ぐらいまで(玄元山、太淵国、天権国あたりまで)は、それなりにおもしろかったのですが、途中から物語の展開がどんどん雑になっていき、ご都合主義、説明不足、未回収・・・とツッコミどころ満載になっていき、なんだか残念なドラマでした。
最初は結構おもしろかったので、これはきっと豆瓣の評価も高いにちがいない、と思ってみたら・・・
あれれ、4.7・・・かなり低い。
古剣奇譚2より低いじゃん 。
于正版笑傲江湖より低いじゃん。2018版新笑傲江湖の2.5よりは高いが・・・(笑)
1を付けている人が31.9%って、3割が1じゃん。
物語が進んでいくにつれて、低評価の理由がよくわかりました。
やっぱりねえ、いくら今をときめくヤン・ミーが主演でも、物語がこれじゃあねえ。
それに原作があるものなので、これは原作ファンは絶対怒るよ。
やっぱり豆瓣の評価は結構厳しくて信頼性も高いようですね。
このドラマで一番よかったのはたぶん衣装や造型や美術でしょう。
ヤン・ミーはどれだけ衣装を変えるんじゃー、と思うくらいいろいろな衣装を着て魅せてくれます。もうヤン・ミーのファッションショーのためのドラマってカンジ(笑)
国ごとに衣装、髪型はもちろん、建物とその内装、装飾品、家具、小物など、全て変わるので、見ていて楽しかったです。
造型総監(造型設計)の張世杰さんは「三生三世十里桃花」でも造型設計を「三少爺的剣」では服装造型設計をされています。
造型、美術、服装とそれぞれ総監やデザイナーがいるようですし、どの方がどのあたりまで担当するのか詳しいことは私はわかりませんが、このドラマの造型、美術、服装などはとてもよかったです。
俳優陣とセットはお金かかっていてそれだけの価値ありなのに・・・
もったいないなぁ・・・
【以下、ネタバレ注意】
ラストの二人のシーンですが、私は「三生三世十里桃花」みたいに、現世での修練が終わって天界に帰ったのだと思っていたのですが、某ネタバラシ(笑)百度によると、あれは天権国皇宮内で、無極と扶揺は結ばれて、天権国の皇帝と皇后になったのだそうです。
えええええ?あの重傷で?と目がテンに・・・(笑)
とってつけたようなラストだったねえ。
ハッピーエンドにもっていきたかったのだろうけど、それならもっとやり方があったろうに・・・ねえ。
例えばねえ・・・
無極、宋越、戦北野、雅蘭珠たちが力をあわせて、扶揺が扶揺だったときのことを思い出させようとする。玄霊真葉、摂坤鈴、龍鱗甲、(あといっこ、なんだっけ?独鈷みたいなやつ)が彼らの思いに反応し扶揺に作用する。扶揺は自分をとりもどし、五色石が砕ける。
扶揺と無極の結婚式に、宋越、戦北野、雅蘭珠も集まりめでたしめでたし・・・とか。
ネタバラシ百度によると、小説では無極国(ドラマでは天権国)と璇璣国が合併して大成って国になって(五洲を統一して?)無極が皇帝、扶揺が皇后になるらしい。
ドラマも、そういうカンジのエンディングを作りたかったのかも。
最近の華流ドラマ、最後まできちんと回収して終わっていないものが多い気がします。
原作あるのに・・・。(というか原作をヘンに変えようとするからいけないのかも)
昔のTVBの金庸原作武侠ドラマは、最後まできちんと作られていたんだけどなぁ。
「古剣奇譚2」は途中少し説明不足なところはあったけど、最後はきちんと終わっていたのよね。
「月に咲く花の如く(那年花开月正圆)」も最後まで目が離せない緊迫感を保ちつつ、しっかり回収していましたね。これは脚本がしっかりしていたと思う。
「永遠の桃花(三生三世十里桃花)」も最後なんだかちょっとやられた感はあるけど、神仙ファンタジーなのでまあ許容範囲。
あと、軽いとかチャラいとか言われる于正作品も、それなりにまとまっている気がします。
ラスト決めてから脚本書かないのかなぁ・・・。
小説の挿絵でしょうか。きっと、こういうイメージなんだな。
古装劇・化粧品メーカーコラボ
少し前まで「扶揺-伝説の皇后-」を見ていました。
ドラマについての感想などは、また後日ということにして・・・。
このドラマの中に「御泥坊」という化粧品がやたら出てくるんです。
私はシャレ(例えば資生堂⇒三星堂というカンジ)なのかな、と思っていたのですが、調べてみたら実在する化粧品メーカーなんですね。
コラボというかスポンサーなのでしょうけど、いやいやなかなか商魂たくましい。
1回出てくるといくらとか、全話のなかで何回とか契約しているんでしょうか。
王から宮女に下賜される化粧品だったり、街中にも看板やお店があったり、小七が雅蘭珠にあげようと持ってきたり、宋越が薬に使うための薬草(花)が御泥坊の箱にはいってきたり・・・と今私が思い出すだけでも4回。きっと他にもあったんじゃないか思う。
「唯品閣」というのは「唯品会」というオンラインストアが古装劇に登場するときの名称で、老舗超級オフラインストア・・・らしい(笑)
どっちも横店にあったりして・・・(笑)
もしかするとレストランなんかもコラボというかスポンサーだったりするのかも?
今度調べてみよう。
ネットで検索をしていてわかったのですが「月に咲く花の如く(那年花开月正圆)」にも出ていたらしい。
そういえば、古剣奇譚2でも化粧品出てきたような気が・・・と調べてみたら、こちらは「韓后」という別のメーカー。
第25話で闻人羽と无异ママが街にお買い物に行くときに出てきます。
確かにこんなふうに出てくると、ちょっと使ってみたくなりますね。
笑傲江湖のこと ⑤
TVB96年版笑傲江湖を見ていて気がつきました。
「笑傲江湖」って声出して笑えるほどおもしろいんだよ!
2019年版は笑えるシーンがなかったのよ。(最も私が見たのは最初の数話だけなので、後からそういうシーンが出て来たのか?)
令狐冲の行動はとても痛快でスカッとするし、軽口にはいつも笑わせられます。
青城派と会ったとき、田伯光との会話、桃谷四仙の四人漫才や令狐冲との掛け合い漫才(笑)、風二中や呉天徳などに変装して行動するときなどなど、とにかく中国語がテキトーな私が見ていても、思わず吹き出してしまうこともしばしば。そんな人なんですよね。
特に呉天徳に変装して恒山派と行動をともにするところは可笑しくて。
ネットの写真に「格老子的!」ってコメントが(笑)
子供だったら絶対真似してるよね。
だから、陰陰滅滅でドロドロした暗い話にならずに、気持ちよく見れるんだよね。
おおらかで明るく、正義感がつよくて義理堅い令狐冲だからこそ、魅力的だし「笑傲江湖」という物語はおもしろいんだよね。